食品分析士とは

食品分析に必要な知識が体系的に学べる

食品の分析と一言で言えど、栄養成分表示のための高含量成分の分析や、極めて低含量の有害物質の分析など、技術として求められるものは違ってきます。食品分析の理化学分野に携わる技術者として必要な法令や、基礎的な分析操作から機器分析まで、幅広く体系的に学ぶことができます。

検定の概要

3級

食品分析の入門編として、食品分析業務に携わる技術者に必要な基礎知識の修得、分析装置の原理を理解します。食品分析の基礎を幅広く取得することで、各省庁などから通知された分析法を理解する基礎を形成できます。

このような方におすすめです

  • 食品分析に必要な基礎知識を体系的に学び、スキルアップを目指したい方
  • 食品メーカー等で、実際に分析業務を担当されている方
  • 社内研修の一つとして食品分析の基礎知識をカリキュラムに加えたい事業者様
  • 食品業界で開発や品質保証・品質管理の仕事に就きたいと志望されている学生の方
講座内容

食品分析に必要な法令、基礎的な化学・物理等の知識、分析機の一般知識について、
テキスト及びオンライン講座で学びます。

  • 食品分析士3級の講座は、食品分析に携わって3年程度の経験がある方に適した内容です。
  • テキストとオンライン講座(全10講座:合計約5時間)で受講いただきます。
  • 受講期間中(6カ月間:180日間)は何度でもオンライン講座を視聴できます。
【テキスト】
実際のテキストの様子を動画でご説明します >
【オンライン講座】

食品分析士
【第1回】[食品分析の目的] 食品分析の関連法規・目的 (約25分)
【第2回】[食品分析の基礎] 1.極性と溶解、2.抽出 (約28分)
【第3回】[食品分析の基礎] 3.蒸留、4.濃縮 (約15分)
【第4回】[食品分析の基礎] 5.灰化、6.ろ過 (約26分)
【第5回】[食品分析の基礎] 7.滴定、8.重量分析 (約47分)
【第6回】[食品分析の基礎] 9.検量線、10.検出限界・定量下限 (約28分)
【第7回】[検体の調製・サンプリング] (約23分)
【第8回】[機器分析] 1.ガスクロマトグラフ法 (約17分)
【第9回】[機器分析] 2.高速液体クロマトグラフ法 (約19分)
【第10回】[機器分析] 3.原子吸光光度法、4.誘導結合プラズマ発光分析法 5.誘導結合プラズマ質量分析法 (約55分)

実際の講義と試験などの様子を動画でご紹介します。

試験内容
出題の範囲は、配布テキストとオンライン講座の範囲内となります。
出題形式
Webによる択一式試験
試験時間
90分間
合格ライン
70点以上が合格(100点満点)
合格者の
イメージ
食品分析の入門編として、食品分析業務に携わる技術者に必要な基礎知識の修得、分析装置の原理を理解します。食品分析の基礎を幅広く取得することで、各省庁などから通知された分析法を理解する基礎を形成できます。
受講費用
一般 15,000円(税込) 学生 7,500円(税込)
(テキスト、オンライン講座、受験料が含まれます。ただし、再試験は1回までは受験可能です)
試験日
お申し込みから6カ月間(180日間)の任意の日にWeb受験いただけます(2回まで)。
認定証
※合格された方に郵送いたします

2級 (2024年度 開催予定)

講座内容
3級合格者を対象として、各成分の分析手法の詳細について、原理・注意点、分析法、分析値の妥当性評価の知識について問います。出題の範囲は講座受講時に配布するテキストとオンライン講座の範囲内となります。
試験内容
~準備中~
出題形式
~準備中~
試験時間
~準備中~
合格ライン
~準備中~
合格者の
イメージ
各成分ごとに具体的な分析方法を理解し、より専門的な知識と技術を修得します。さらに修得した知識、技術で職場における食品分析業務の管理ができるようになります。
受験料
一般 30,000円(税込) 学生 15,000円(税込)予定
試験日
現在検討中